第352章 皆モブキャラ

「こいつらは全部、俺が手配した捨て駒だ。高橋祐介の本当の実力さえ探れれば、あとは――高橋祐介を直接殺せる」

「そうじゃなきゃ、あいつの腕も知らないまま突っ込んで、逆に高橋祐介に殺されるだろうが」

尾川贤治は重い口調で言った。

父の説明を聞き、尾川晶夫はこくりとうなずく。

「分かりました」

「だから、高橋祐介と因縁のある連中を探したんですね。こっちが操らなくても、向こうから勝手に復讐しに行く。ああいう奴らは、あの手この手で仕掛けてくる。手が荒いほど、俺たちには都合がいい」

確信に満ちた声だった。

息子がようやく意図を理解したのを見て、尾川贤治は満足げにうなずき、続けて問う。

「...

ログインして続きを読む