第372章 みんな下痢になった

「えっ?」

その場の視線が一斉に藤原龍一へと集まった。

見ると、藤原龍一のズボンの裾から、黄ばんだ粘つくような汚物がべっとりと垂れている。

藤原おばあさんが怒鳴った。

「この床のタイルはね、一枚一枚が高いんだよ!」

藤原龍一は顔を引きつらせ、言い訳するように口を開く。

「俺だって、どうしてこうなったのか……ただ、腹がものすごく痛くて。それでオナラが止まらなくなって、最後に――」

自分でも続きが言えなかった。

藤原麗は露骨に鼻を押さえ、眉をひそめる。

「あんたさっき、水蒸気を吸いすぎたんじゃないの? 薬が混じってたとか」

「まさか……」藤原龍一の顔色が、さらに真っ青になった...

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