第378章 命は要らない

「それならいい! 藤原家の連中のやり方が胸くそ悪いのは確かだが、血のつながった身内だ。懲らしめるのはいい、でも命まで取るのはダメだろ!」

藤原太郎は、どこか嘆息まじりにそう言った。

その言葉を聞いた小林美穂は、怒りで顔を歪め、藤原太郎を指さして罵る。

「藤原太郎。あんたは母親たちの命はいらないって言うけど、あいつら、刑務所で私の脚をへし折ったのよ!」

そして、吐き捨てるように続けた。

「そういう毒みたいな女は、もっと痛い目を見ればいいの。あとで出てきて、また人を不快にさせないためにもね!」

藤原太郎は困ったように眉を寄せる。

「教訓を与えるだけで十分だ。人を殺すようなことはする...

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