第397章 当然のこと

藤原公雄にそんなふうに言われ、管理会社の連中も内心では面白くない。とはいえ、できることなどないのが現実だった。

「申し訳ございません。こちらでは……どうにもできかねます」

それだけ言い残すと、彼らはそそくさと立ち去っていった。

上の階から、小林美穂の弾んだ笑い声が降ってくる。

「藤原公雄、今さらどうするつもり? いい? あたし、今日ここに牛の角の飾りを二十個ぶら下げたけど、明日はもっと買ってくるからね」

「明日、目ぇ開けた瞬間に、もっと増えてるのが見えるようにしてあげる」

藤原公雄は怒りで全身を震わせ、言い返す言葉すら出てこない。

そのとき、高橋祐介と藤原未咲が様子を見に上がっ...

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