第403章 高橋祐介の処方箋

福田彩花は力なく床に横たわっていた。

ちょうど部屋の消毒を終えて階段を下りてきた藤原おばあさんが、その光景を目にして顔色を変える。藤原公雄に向かって、強い調子で言った。

「ちょっと、あんた……人を打ち殺したらどうするの!」

母親の咎めに、藤原公雄は苛立ちを隠さず吐き捨てた。

「このクソ女のせいでこっちは病気になったんだぞ。痛い目見せて何が悪いんだよ!」

藤原おばあさんは頭を抱えるようにため息をつく。

「痛い目を見せるにしたって限度ってもんがあるでしょ。もし本当に何かあったら、尾川さんが文句言いに来るじゃない。家族みんなの今の暮らし、冗談で台無しにする気なの?」

その言葉で、藤原...

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