第407章 藤原太郎の憂鬱

「向日おばさんは毎日、シニア向けの大学みたいなところに通ってるんだ。教えるだけじゃなくて、いろいろ学べるし、毎日すごく充実してるって!」

ジョゼの言葉を、高橋祐介がそのまま口にした。

それを聞いた藤原太郎は、焦ったように声を上げる。

「なんでシニア大学なんかに行ってるんだよ?」

高橋祐介は意外そうに首をかしげた。

「向日おばさんが、自分でやることを見つけたってだけだろ。何か問題でも?」

高橋祐介のきょとんとした顔を見て、藤原太郎はむっとする。

「お前、ああいうところに独り身のジジイが結構いるの知らねえのか? 中にはな、相手探し目当てで入ってくる奴もいるんだよ」

そこまで言うと...

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