第41章

「藤原龍一?」

以前から藤原龍一が招待状を受け取ったことは知っていたが、高橋祐介は入口で彼と出くわすとは思わなかった。

自分の名前を呼ばれ、藤原龍一は冷たい眼差しを高橋祐介に向けた。

「誰かと思えば、我が藤原家の婿入り高橋祐介じゃないか」

そう言いながら、藤原龍一は軽蔑的な視線で高橋祐介の身なりを上から下まで舐めるように見た。

「人前に出るのに、まともな服すら着られないのか。藤原家の恥さらしめ」

この言葉を聞き、高橋祐介の表情は一気に曇った。藤原龍一を見る目も険しくなる。

「私が何を着ようが、お前に関係あるのか」

彼の口調は非常に無礼だった。

それを聞いた藤原龍一は、すぐに...

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