第411章

「松本さん、今回うかがったのは誕生日のお祝いだけじゃない。松本家と手を組むためでもあるんだ。俺の贈り物すら受け取ってくれないっていうなら、この先の話をどう進めろっていう?」

その場で、傍らにいた松本大介が慌てて口を挟んだ。

「夢子、どうして鶴来家の三少爷からの贈り物を断るんだ。早く受け取りなさい!」

さらに松本家の年長者の一人も続く。

「夢子、誕生日の席で、こんな高価な品をもらえる人なんてまずいないよ。三少爷があんたを気に入ってるからこそ、こうして贈ってくださるんだ」

皆の取りなす声に、松本夢子は眉を寄せた。

「鶴来家三少爷のお気持ちは、よく分かっております。でも、これはさすがに...

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