第428章 撞破られた

小柄な看護師の言葉を耳にした瞬間、鶴来大智は反射的に腕を伸ばし、その身体をぐいっと自分の胸に引き寄せた。

今のところ、宝石のネックレスはまだ彼に悪さをしていない。なら――この隙に、先に自分を気持ちよくさせてやる。

看護師のほうも、驚くほど積極的だった。

ほどなくして、二人の呼吸が重なり、熱が上がっていく。

まさに一番激しいところで――病室のドアが、外からガチャリと開いた。

鶴来大智は凍りついたまま入口を見た。心臓が跳ね、腰から力が抜ける。

そこにいたのは、父と母。そして祖父母。四人が、揃って立ち尽くし、目の前の光景を見ていたのだ。

祖母がふらつき、そのまま床に崩れ落ちた。

大...

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