第43章

「バカね!」

小林美穂は怒って足を踏み鳴らし、すぐに手を伸ばしてそれらの品物を受け取った。

「これは頂きました!あなたたちの謝罪も受け入れます!」

彼女がそう言うと、品物を見つめる目が輝きを放った。

このラフィットをオークションに出せば、少なくとも2000万円は取れるだろう!

これはかなりの財産だ!

品物を渡し終えると、小川さんはほっと胸をなでおろした。

「それでは、高橋さんに明後日、私どもの松本家が新しく開催する展覧会にぜひお越しいただきたいと思います」

そう言いながら、彼はさらに恭しい口調で続けた。

「もし高橋さんがいらっしゃらなければ、展覧会は無期限延長せざるを得ませ...

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