第431章 驚愕

小林美穂は、その場に並ぶ2台の高級車を目にした瞬間、言葉を失った。

思わず周囲をぐるりと回り、瞳をきらきらさせながら藤原未咲を見つめる。

「未咲、いい子ねえ……この車、どこから持ってきたの? すごすぎるじゃない!」

藤原未咲は肩をすくめる。

「この車はね、高橋祐介が知り合いから借りてきたの。クラスメイトの結婚式の車として使うんだって」

「そうなの……」小林美穂は感心したように息を吐いた。「うちにも、こういう豪華なスポーツカーがあったらいいのにねえ」

そう言いながら、今度は高橋祐介へと顔を向ける。

「ねえ高橋祐介。あんたのお友達、うちにも1台くらいくれない? 私ね、こんな車、一度...

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