第434章 自業自得

「……何だと?」

藤原龍一は、誰かに思いきり頬を張られたみたいに脳が真っ白になった。

信じられないという顔で口を開く。

「高橋祐介っていうあのクズが、どうやってあんな高い車を手に入れたんだよ……? 普通は一台でも十分だろ。なのに、あいつ二台も持ってやがる!」

藤原公雄も顔をしかめた。

「どうせまた誰かを騙したんだろう。まったく理解できん。なぜS市の金持ちは、あんなクズの話を揃いも揃って信じる……まるで頭がどうかしてる!」

父の言葉に、藤原龍一は苛立ちを抑えきれず吐き捨てる。

「俺だってずっと、誰かが高橋祐介の化けの皮を剥ぐのを待ってたのに……気づけばあいつ、どんどん暮らしが良く...

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