第45章

小川さんの紹介が響いた瞬間、ステージ上の受付嬢がその巨大な貝殻を開いた。

中から現れたのは、七色に輝く拳ほどの大きさの真珠だった。

照明に照らされ、その姿は実に色鮮やかで美しかった。

「気のせいかもしれないけど、この貝殻が開いた瞬間、何か心地よい気配を感じたんだが!」

誰かが会場で呟いた。

すぐに多くの人が同意の声を上げた。

彼らはこの感覚の正体を知らなかった。

しかし高橋祐介はこの貝殻が開かれた瞬間、濃厚な霊気を感じ取っていた。

彼の予測が正しければ、この真珠は霊器に違いない!

そう思うと、高橋祐介も落ち着いていられなくなった。

これほど大きな真珠となると、この貝殻は少...

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