チャプター 146

ジュリア視点

私はマシューを居室まで支えながら連れていった。歩くたび、彼のずしりとした体重が肩に重くのしかかる。動きの端々に無理が滲み、筋肉のかすかな震えが、彼が口にしないだけで負傷が思った以上に深刻なのだと告げていた。部屋に入った途端、マシューの脇腹を横切る怒りのように赤い裂傷から、どうしても目を逸らせなかった。

ムーア医師の縫合はさすがに手際がいい――正確で、清潔な縫い目が傷ついた肉をきっちりと寄せている。だが、それで刃がどれほど重要な臓器に近かったかという恐怖が薄れるわけではない。指先を傷に近づけようとして、震えがひどくて、思わず引っ込めた。

「見た目ほどひどくないさ」マシューが静...

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