第152章

ジュリア視点

深夜だというのに、スター・シャドウの群れのコミュニティセンターは眩いほどの明かりに満ちていた。集会ホールは立錐の余地もなく埋まり、空気は不安と悲嘆と混乱で重く澱んでいる。三つの遺体が見つかったという事実は、群れの狼すべてに衝撃を走らせた。入口に立つと、幾十もの視線が一斉にこちらへ向くのを感じた。看護師の制服には、診察の際についたネイサンの血の跡がまだ残っている。着替える時間など、あるはずもなかった。

マシューが隣に立っていた。その存在が、私に力をくれる。脇腹の傷はまだ痛むはずなのに、背筋は高く、揺らがない。私たちの絆が支えとぬくもりを帯びて脈打つのがわかった。けれど、その奥に...

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