チャプター 167

マシュー視点

俺の口元に押しつけられたジュリアの身体が激しく震えた。俺の頭を挟みこむように太腿がきゅっと締まり、彼女は俺の名を叫ぶ。解放の波が幾重にも押し寄せ、絶頂の力に全身がびくりびくりと跳ねた。甘い昂ぶりの味が感覚を満たし、彼女は快感をやり過ごすように腰を揺らしながら、指を必死に俺の髪へ絡めてくる。

最後の震えが収まると、俺はゆっくり立ち上がり、もたれかかってくる彼女の体重を支えた。ジュリアの頭が俺の肩に落ちる。息は荒く途切れがちで、脚元もおぼつかない。シャワーはなおも温かな雨を俺たちの上に降らせ、情事の痕跡を洗い流していった。

「……なんてこと……」彼女が囁く。奔流の水音にかき消さ...

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