チャプター 21

マシュー視点

考えるより先に手を伸ばし、指先が慣れ親しんだ腰の曲線を捉えた。彼女は記憶のままだった――温かく、確かにそこにいて、金色の髪が、かつて一緒に使った枕へとさらりとこぼれている。

「レイチェル」俺は囁いた。名を呼んだ途端、声がかすれて割れた。

彼女は身を返して俺に向き直り、青い瞳の目尻が、微笑むときいつもそうなるようにくしゃりと弛んだ。「マット、今夜は帰りが遅いのね。寂しかった」

胸の奥が痛いほど跳ね上がった。こんなはずがない。レイチェルはもう何年も前に逝った。俺が群れの用で留守にしている間、襲いかかったはぐれ狼どもに身体を引き裂かれ、治しようもなく壊されて――。それでも彼女は...

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