チャプター 31

エリック視点

犬歯が伸びていくのを感じた。腰の動きは次第に乱れ、リサの身体が俺の下で強張る。反り返った背中。蜜壺が波打つように俺を締め上げ、律動のたびに奥へ奥へと引きずり込んでくる。

リサは俺の下でさらに身を強張らせ、絶頂が近いのか呼吸が荒れていった。内側の壁が俺を脈打つように包み、背中がベッドから浮くほど反る。

「いま……」リサが喘ぎ、喉元を差し出すように頭を傾けた。「いま、印をつけて……!」

絶頂が彼女を貫いた瞬間、俺は首と肩の境目に牙を沈め、皮膚を破った。血の味が口いっぱいに広がり、魔力が二人のあいだを奔流のように走って、絆を起動させる。

効果は即座で、抗いようがなかった。リサ...

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