チャプター 37

ジュリア視点

病院の廊下はどこまでも続いているようで、蛍光灯の白い光がリノリウムの床に容赦ない影を落としていた。私は壁に背を預けて立ち、震える手をどうにか落ち着かせながら、兄との思念連結を試みようとした。

(エリック?いるの?何があったの?看護師さんが、血だらけだったって……お願い、返事をして)

姉弟の絆を通して必死に思いを押し出す。だが返ってきたのは、かすかな唸り声――思念連結でいう雑音みたいなものだけだった。胸が沈む。エリックが遠すぎるか、意識を失っているか、それとも意図的に私を遮断しているか。

カイアが、私たちの共有する意識の中で落ち着きなく歩き回った。(もう一度。あの人はダニエ...

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