チャプター 38

ユリア視点

その言葉は、殴られたみたいに身体に直撃した。部屋がぐるりと回り、膝が今にも崩れそうになる。

「そんな、勝手に――」

「できるし、するわ」クレアは手刀のように空を切り、私の抗議を遮った。「私はあの子の母親よ。医療関係の書類では全部、法定後見人でもある。部族の評議会が、あの子のための役職を用意するわ」

胸が痛いほど締めつけられた。彼らは彼を連れて行く――私にはどうすることもできない。私は失うのだ。私を本当に見て、私に価値があると認めてくれた唯一の人を。

クレアは首をわずかに傾け、私の表情を観察した。「私だって無茶を言うつもりはないわ」口調がすっと変わる。「……いくらかの、情が...

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