チャプター 42

ジュリア視点

重たい沈黙が執務室に降りると、父とエリックは戸惑ったように視線を交わした。さっき私が口にした言葉の重みが、息苦しいほど決定的なかたちで、私たちのあいだに漂っていた。

エリックが慎重に沈黙を破った。「どうしてだ? それじゃネイサンの望みどおりだろ、ジュ」

抑え込んでいた感情が、ついに堰を切った。涙が頬を伝い、私は支えを求めてドア枠にもたれかかる。呼吸は浅く早くなり、胸の痛みはまるで生傷みたいだった――私のせいでダニエルが受けた痛みに重なるように。

「……彼女が」しゃくり上げる合間に、私は喘ぐように言った。「クレアが、私が彼を壊すって……ダニエルには本当の番が必要だって……」...

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