チャプター 44

エリック視点

病院の駐車場を照らす蛍光灯が、容赦のない影をジュリアの顔に落としていた。父さんと並んで近づくと、遠目にも泣いていたのがわかった。目の縁は赤く腫れ、肩は敗北したみたいに落ちている。その姿は、殴られたように胸に食い込み、胃の底で罪悪感がぐらぐらとかき回された。

「……よくない顔だな」父さんが隣で低くつぶやく。

「うん、よくない」思った以上に声が荒れた。どうしても、俺が長年にわたって彼女の痛みに加担してきたことが頭から離れない。ネイサンが隠してきた真実に、俺はずっと目を塞いでいたのだ。

ジュリアのところまで来ても、彼女は視線を地面に縫い付けたまま、わざと俺と目を合わせようとしな...

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