チャプター 45

エリック視点

父さんはバックミラーを確かめながら、ハンドルを握る拳の節を白くした。「どれくらい近い?」

俺は身をひねって後方の道路を探った。心臓が肋骨を叩くように脈打つ。「わからない。でも、近づいてきてる。感じるんだ。俺たちは狩られてる!」

まだ俺たちの精神リンクは熱を帯びていて、ネイサンの最後の言葉が刃物みたいに脳裏を切り裂いた。

――好きなだけ逃げろ。彼女を俺から隠せるわけがない。

俺は息をのんでリンクを断ち切った。乱暴な切断の反動で頭が割れるように痛む。「もっと飛ばして」恐怖で喉が締まり、声が硬くなる。「ジュリアを狙って来てる」

リアガラスに目をやると、見覚えのあるヘッドライ...

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