チャプター 46

マシュー視点

コミュニティセンターはイルミネーションの灯りと常緑のガーランドに彩られ、開け放たれた扉からは笑い声とおしゃべりが、冷たい十二月の夜気へとこぼれ出していた。俺は駐車場に立ち、最初の一段に片足をかけたまま、金縛りみたいに動けずにいた。

「ただのクリスマスパーティーだろ」自分にそう言い聞かせる。だが胸は、はぐれ狼と向き合っている時みたいに、どくどくと暴れていた。

(やるんだよ)頭の中でハティが促す。(群れには、アルファが参加しているところを見せないと)

二年だ。群れの祝い事に顔を出していないまま、二年が過ぎていた。誘いは断り続け、代わりにジェームズを行かせ、みんなが賑やかにして...

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