チャプター 48

ジュリア視点

彼女が本当は何を尋ねているのか、私には分かっていた。群れから離れるって、どんな感じ? 期待とか縛りとか、そういうものから自由になるってこと?

「……解放される、かな」私は言葉を選びながら答えた。「群れの序列とか狼のことなんて何も知らない人たちに出会うの。家がどうとか、階位がどうとかじゃなくて、あなた自身を好きになってくれる人たちに」

「でも、つらくない?」彼女は食い下がった。「みんなから離れて」

「ときどきね」私は認めた。「でも、自分の人を見つける。自分の居場所を」ダニエルのことが頭をよぎった。すべてが壊れてしまう前に分け合った、あの気負いのない友情。私は喉の奥がきゅっと...

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