チャプター 15

ベラ視点

私は携帯を取り出し、その録音を再生した。

すぐにブリアナの声がスピーカーから流れ出した。水しぶきの音が鳴って録音の終わりを告げると、私はゆっくりと顔を上げた。

「それで?」私はどこか昏い愉悦をにじませた声で言った。「これで、みんなにとって十分な証拠になったかしら?」

まさか私が録音までしているとは、誰も思っていなかったのだろう。全員が凍りついたように立ち尽くし、呆然と黙り込んでいた。

最初に我に返ったのはアイリスだった。だが、いつもの落ち着きはすでにひび割れていた。顔はかっと赤くなり、両手は脇でぎゅっと握り締められている。「罠にはめたのね!」吐き捨てるように言ったその声は、...

ログインして続きを読む