第132章

梨紗は一晩ゆっくり休んだおかげで、体調はすっかり落ち着いていた。

せっかく病院にいるのだから、と梨紗は婦人科も受診することにした。

このところ体を整えるように気をつけてはいたけれど、生理がずいぶん遅れている。胸の奥に小さな不安が居座って、どうしても消えてくれなかった。

圭也は診察室の外で待ち、検査が終わってから中へ入った。

医師が検査結果を差し出したとき、声色がわずかに重くなった。

『子宮内膜が薄めで、ホルモン値も低い。卵巣機能も少し落ちてきている兆候があります。調整はできますが、効果には個人差が出ます。自然妊娠の確率は、どうしても低くなりますね』

その言葉を聞いた瞬間、梨紗の心...

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