第66章

『これは全部、お前が受けるべき報いだ。あのとき梨紗を陥れた時点で、こうなることくらい覚悟しておくべきだったんだよ! それともうひとつ言っておく。俺に責任を取らせようなんて、もう二度と思うな。母さんもとうとう認めてくれて、俺は梨紗と結婚する。じきに正式に、梨紗を妻にする』

 その言葉が落ちた瞬間、リリアはその場で凍りついた。

 信じられないというように目を見開き、泣くことさえ忘れてしまう。

『そんなの認めない! たとえ私があなたと結婚できなくても、梨紗にだけは絶対にさせない!』

『はっ、お前に決める権利なんかない。それから忠告しておくけど、もう二度と俺の名前を勝手に使うな。俺はお前に連...

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