第57章

病院へ行ったあの日。オフで会おうと持ちかけて断られて以来、白衣はぱったり姿を見せなくなった。

株式投資の情報交換グループは相変わらず毎日盛り上がっていて、いちいちは何度もTAKA@他を呼んでいたのに、彼は一度も浮上しない。

まるで、みんなと縁を切ったみたいに。

ところが今日、彼が突然現れた。しかも自分の投稿に、わざわざ反応してきたのだ。

たった一つの「いいね」だけ。

それでも――出てきた。それだけで十分だった。

九条美琴の胸の内は複雑だった。理由もなく嬉しいのに、理由もなく警戒してしまう。

どう返せばいいのか分からない。

というのも、白衣は昔から彼女と意見が合わない。

見方...

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