第815話セシリアとダシールがコラボレーション

「だが……」ダシールはすぐに同意したが、釘を刺すように付け加えた。「アラリックの越えてはならない一線は越えるな」

例えば、セシリアがここを去りたいと言い出したとしても、彼にはそれを手伝う勇気はない。

セシリアは尋ねた。「モンロー家を抑圧することは、アラリックの一線に触れること?」

「いや」ダシールは率直に答えた。

セシリアはまだ半信半疑だった。

「君がここを去ることが、アラリックの一線だ」ダシールははっきりと言った。「それとジュニパーだ」

セシリアは鼻で笑った。アラリックもなかなか公平なことである。

「正確に言えば、ジュニパーの腹にいる子供だな」ダシールは付け加えた。

実際、セ...

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