第47章

そう言い終えると、美月の指先が画面の上を忙しなく走った。

湊が身を寄せ、目元にかすかな笑みを浮かべる。

「広報に動かせようか?」

「いらない」

美月は唇をわずかに吊り上げ、送信ボタンの上で指を止めたまま、横目で彼を見る。

「この程度、自分で片づけられる」

「それに、向こうから泥をぶっかけてきたんだから、黙って飲み込む気はないわ」

そう言って、画面をとんと軽く叩く。ポストは送信された。

最初の投稿は、真の娘と偽りの娘――その関係を真正面から切り裂くものだった。

『私と美咲の関係がそんなに気になるなら、いっそはっきりさせます』

『私は一ノ瀬家の実の娘です。18年前、病院で美咲...

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