第76章

ネットの辛辣なコメントを眺めているうちに、浩一の顔色はみるみる青ざめていった。

「こ、この……この出来損ないが……!」

歯を食いしばり、奥歯の隙間から絞り出すように吐き捨てる。

隣で様子がおかしいと気づいた由利が、慌てて身を寄せた。

「浩一、どうしたの? 何があったの?」

そう言いながら、由利も浩一のスマホを覗き込む。

――次の瞬間、彼女は固まった。

画面いっぱいに映っていたのは、隼人が上半身裸の女二人とベッドに横たわっている写真だった。

「こ、これ……」由利は目を見開き、信じられないという声を漏らす。「隼人……?」

「そんな……どうして……」

呟きは掠れ、顔色がじわじわ...

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