第51章 俺がデザインしたスカート、お前にとても似合う

雨は荒々しく降りつけ、そしてあっけないほど早く上がった。

真田辰則は本革の背もたれに身を預け、気だるげに、けれど余裕たっぷりの目で彼女が服を整えるのを眺めていた。

背中のファスナーを上げてやろうと手を伸ばせば、彼女は許さない。くるりと身をひねって背を向ける。

靴を履かせようとしても同じだ。手を払われ、指先が空を切った。

「……俺に何を怒ってる?」

真田辰則は彼女の背をなぞるように指を滑らせ、低い声で言った。

相馬蛍はその手を押しのける。

「怒ってない」

「……」

真田辰則は目を細める。

「ちょうどいい。今夜、俺のパーティーに付き合え」

相馬蛍は手首のブレスレットを外し、...

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