第14章

「とにかくさ、うちのクラス、どんどん人減ってんだよ。先生も授業来たがらねえし。来ようが来まいが大差ない。ひどい時なんか担任が一人で何教科も回してる。学校もさ、新任で後ろ盾もなくて真面目だからって、いいように使ってんだ」

そう言うと、宝崎方哉は顎で前の席をしゃくった。

「ほら、あそこ。いわゆる優等生組。ちゃんと勉強したいから、毎日なんとか踏ん張ってる。俺らはもう、完全に寝転んだ側な」

そして、へへっと笑う。

「で、宮原ミナミはどっち?」

宮原ミナミは腕を組み、椅子にだらんと背中を預けた。脚を組んで、どう見ても品行方正とは程遠い。

「どっちでもない。A組の担任に追い出されて、こっちに...

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