第148章

宮原ミナミは訳が分からないままスマホを手に取り、送られてきたものを確認した。そこには、グループチャットのログが貼られている。

内容は、水痘の潜伏期間から発症までの期間をもとに推論を重ね、「感染源が広がり始めた可能性のある日」をいくつか割り出したものだった。

そして最後に、ひとつの結論へ辿り着く。

――今回の水痘は自然発生ではなく、誰かが意図的に「撒いた」可能性がある。

次の瞬間、スマホに通知の帯が表示された。

蟹川平子:ミナミ、グルチャの推論って本当だと思う? 本当に誰かがばら撒いたの?

宮原ミナミ:まだ断定はできないけど、普段の授業で欠席してる人、見かけた?

水痘は乳幼児や子...

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