第196章

津坂崇介は、彼女の頭の中で渦巻く思考など知る由もなく、宮原ミナミに説明した。

「昨夜は幸音とパーティーから戻ったのがもう深夜でさ。今朝も早起きだったんだ」

津坂幸音は、帰ってきてすぐ眠ったわけではない。真っ先に宮原ミナミの部屋へ突撃し、一緒に成績を確認したのだ。

宮原ミナミが1位だと分かると、「お祝いしよう!」とケーキをもうひとつ平らげ、結局、朝方の4時か5時まで騒いでからようやく寝た。

そのうえ、さっきまで午前中ずっと全力で遊び倒していたのだから、眠くなるのも当然だ。

もちろん、崇介も同罪である。

「じゃあ戻ろうか。明日また遊べばいい」

そう言って、宮原ミナミが立ち上がろうと...

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