第390章 イメージキャラクター

オリンピック選手団の公式ユニフォームのデザイン権さえ獲得できれば、知名度も出資も飛躍的に跳ね上がることは間違いない。

しかし同時に、その競争がどれほど熾烈なものになるか、雲田茜には容易に想像がついた。

「ウチのデザイン部は他社に比べて弱いのよ。そういえば、あなた以前はデザイナーだったわよね? あなたのデザイン、見たことあるけどすごくハイセンスだし、実用性もよく考えられてたわ。というわけで社長、この任務はあなたに任せたわよ」

ミシェルは雲田茜の肩をポンポンと叩き、激励するように言った。

雲田茜は口元を引きつらせた。ミシェルのこの口ぶり、自分よりもよほど社長らしいではないか。

「はいは...

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