第395章 対面と告白

結局、久野緒雪は久野屋嘉の頼みを聞き入れ、雲田茜にメッセージを送った。明日の昼、あるカフェで会う約束を取り付けるために。

「了解。明日、行くわね」

雲田茜は久野緒雪に短い返信を送ると、すぐに仕事に戻った。

「約束、取り付けたわよ。明日彼女も来るって」

久野緒雪がそう告げた瞬間、リビングに歓喜の声が響いた。

「やった! 姉さん、本当にありがとう!」

久野屋嘉は興奮のあまりソファから飛び起きると、久野緒雪を力強く抱きしめる。

「明日着ていく服、選んでくる!」

言い残すや否や、彼は嬉々として二階の自室へと駆け上がっていった。

ガランとした階段を見つめ、久野緒雪は小さく溜息をつく。...

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