第408章 不運なトム

男の恐怖に染まった絶叫は、ガンマンたちをひどく苛立たせた。彼らが獲物をここへ引きずり込んだのは、単に真相を吐かせるためだけではない。いたぶり、楽しむためでもあった。

「待て……俺の記憶が確かなら、てめぇが密航屋になったのはつい最近のことだろ? どうして例の野郎を知ってるんだ? 嘘ついてんじゃねぇだろうな」

ガンマンは疑いの眼差しで眼前の男を睨みつけた。

(俺が新米の密航屋だって知ってて捕まえたのかよ。どいつもこいつも変態野郎が……)

男――ウェインは心の中で盛大に毒づいたが、顔には卑屈な愛想笑いを張り付けた。

「あのう、旦那。おっしゃる通り、あっしは密航屋になったばかりでして。トム...

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