第472章 親密な関係

雲田茜は、これまで自分が見落としていた一点にふと気づいた。四大財閥による選挙への支援。その影で、自分たちの一族は選挙の直前に潰されたのだ。

賀川時は考え込むように目を細めると、ぽつりと口を開いた

「当時、木下徳生を押してたのは、おまえの家だけじゃなくて、賀川お爺様もだよな?」

雲田茜は小さくうなずく。

「ええ。最初の頃は、賀川お爺様の家は他の三大財閥に比べたら確かに強かったですけど、今みたいな怪物じみた存在じゃありませんでした。でも……総理を支えたことで、一気にあそこまで大きくなりました」

「本来なら、二つの家が支援したんだから、見返りも折半されてよかったはずなんだ。けど、おまえの...

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