第476章 助けを求める

会社に到着した雲田茜は、思いがけずミシェルの姿を目にした。ただ、相手の顔色はあまり優れない。

茜は片方の眉をぴくりと上げ、時計に目をやった。家を出てから会社に着くまで、30分も経っていない。ミシェルの不機嫌そうな顔つきから察するに、原因が自分にあるわけではなさそうだ。

「あなたの可愛い年下の彼氏さん、30分のタイムリミットを満たしてくれなかったわけ?」

茜はからかうように笑いかけた。

ミシェルは呆れたように大きく目を剥いた。

「昨日の夜はたったの5回しかしてないのよ。それなのにあの男、今朝になったら『もう動けない』なんて言い出して。本当にがっかりさせられちゃったわ」

その声には、...

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