第196章 さあ、お互いに傷つけ合おう!

「ッ!!」

 数人はその姿に呆気に取られた。どうやったら毛繕いをそんなに恍惚とした表情でできるのか?

「これのどこがダンスなのよ? 誰があんたの毛繕いなんて見たいの? 腰をくねらせなさいよ!」

 咲菜は、その毛繕いがひどく気持ち悪いと思った。脚から足まで舐め回しているのだ。

 しかも後ろ脚をあんなに高く上げて、ピンク色のシワシワのタマタマまで見えている!

 キモい……。

 去勢すべきだわ……。

 クジャクさんだってダンスができるのに。

 フェレットは彼女を見て、牙を剥き出しにしたが、逆らうこともできず、長い体をくるりと反転させた。彼らに背を向け、二本の前足をティーテーブルにつ...

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