第216章 気持ちいいか?

「金持ちの彼氏を見つけたら、あたしが見栄を満たしてるってことになるわけ? あたしが彼とどうなろうと、あんたに何の関係があるのよ」杉原美奈は彼の言葉にカッとなった。

彼はズキズキと痛む額をさすり、またもや情けない声で彼女を呼んだ。「迎えに来てくれ……一人じゃ帰れない……」

杉原美奈は眉をひそめ、しばらく葛藤した後、低い声で言った。「じゃあ、そこで寝てれば」

彼女は電話を切り、トイレを出た。

……

三十分後。

杉原美奈はやはり見過ごすことができず、ここへ来てしまった。彼を家に送るのは、これが最後だと自分に言い聞かせて。

ここへ来て初めて、大の男二人がソファの背にもたれかかってぐうぐ...

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