第252章 いじめられたのはおばあさんとお母さん

……

二階へ上がると、浜野茜はすぐに姉のところへ向かった。浜野南は妹の包帯が巻かれた足を見て、ため息交じりに尋ねる。

「また撮影で怪我したの?」

「捻っただけよ、大したことない。姉さん、あいつらにいじめられてない?」彼女はベッドの傍らに座り、心配そうに訊ねた。

「表立っては無理ね。裏でこそこそやるつもりでしょう」浜野南はそう推測した。表向きには自分たちが虐げられるしかないが、あのおばあさんという人は一筋縄ではいかない。

「じゃあ、姉さんと子供たちは気を付けてね」彼女は心配そうに言った。

「ええ、あなたも警戒しなさい。まさか突然ここに来るなんて思わなかったし、あいつらに鉢合わせする...

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