第259章 一緒に不倫を捕まえに行く!

またしても恨みがましい顔つきの親友を見て、相沢直希は彼の肩を叩いて慰めた。「落ち込むなって。また何か方法を考えればいい」

「どんな方法だ?」彼は険しい顔で訊ねた。

 相沢直希は片腕を組み、もう片方の手で鼻先をこすると、浜野南にちらりと視線を送り、親友の耳元に顔を寄せて囁いた。「既成事実を作っちまえばいい……」

 そのアイデアを聞いて、吉井和彦の眉がぴくりと動いた……そうだ、彼女と既成事実を作ってしまえば、きっとあんな年寄りの男と結婚しようなんて思わなくなるはずだ!

 こそこそと話している悪そうな男二人を見て、浜野南は口の端を引きつらせた。「相沢直希、あいつにどんな悪知恵を授けたの?」...

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