第260章 お前はこうやって人を救うのか?

「おばあさんは目を覚まさない方が都合がいい、なんて思ってるんでしょう?」浜野南はわざと病室の中へ足を踏み入れた。

「人を悪く言わないで! あなたみたいに汚くて卑しい人間と一緒にしないでちょうだい! 出て行けって言ってるのが聞こえないの!?」相沢道子は進み出て、彼ら母子が近づくのを阻むように手を広げた。

 相沢直希は立ち上がって歩み寄り、低い声で言った。「彼女たちはおばあさんを助けに来たんだ。おばさんがこれ以上病室で大声で騒ぐなら、出て行ってもらうしかない」

「この人たちがおばあさんを助けるですって? 医者なの? 医者ですらおばあさんを覚醒させられないのに、どうやって助けるっていうの?」...

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