第308章 彼女は本当に何の取り柄もないね

「春斗もこっちへ来て座りなさい。そこで突っ立って何をしている」彼はローテーブルの前に立つもう一人の子供を見つめ、手招きした。

浜野春斗が歩み寄ると、お爺さんは彼も膝の上に乗せ、尋ねた。「曾祖父様は、僕たちのこと、嫌いなんじゃなかったの?」

「まだ曾祖父様のことで怒っているのか? 昨日はお前たちのことをまだよく知らなかったからだ。今はもう慣れたから、ほら、好きになっただろう?」相沢徹也は二人を見つめ、厚かましくもそう言った。

「君たち三兄妹は、家庭教師に教わっているのかね?」相沢徹也は再び尋ねた。

「ううん、ママがインターナショナルスクールに通わせてくれたんだ。そこで習ったの。それに、...

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