第314章 彼女の頭はどうしてまだこんなに冴えているの?

岸辺にいた数人の男たちは彼女を見つめ、思わずごくりと生唾を飲んだ。すぐに先を争って服を脱ぎ始める。

「おい、押すなよ! 俺が先だ!」

 一人の男がいち早く服を脱ぎ捨て、逸る気持ちで水に飛び込んだ。女のすぐそばまで来たところで、浜野南は彼を一瞥し、足元をさっと薙ぎ払う。男は体勢を崩し、水中に倒れ込んだ。

 ドボン!

「兄貴、どうしたんだよ、そそっかしいな。ほら、手を貸すぜ……」

 男の体が水中に沈み、水しぶきが上がる隙を突き、浜野南は彼を支えるふりをしながら、その首筋に手刀を振り下ろした。男は何が起きたのかも分からぬまま、音もなく気を失う。

「兄貴、水の中の石にぶつかったみたい」彼...

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