第331章 さっき私を押さえつけてキスしたのは誰?

「ゴホン……外で暮らすの、好きなの……」

浜野南が言い訳を言い切る前に、相沢直希がすっと横から彼女のスマホを奪った。パスコードも知っているらしく、迷いなく解除して通話履歴を開く——。

見たいのは一つだけ。お爺さんから着信があったかどうか。

おばさんも、相沢家のおばあさんも怖くない。けど……お爺さんだけは別だ。まさか、あの人なのか。

画面を覗き込むより先に、南がひったくるように取り返した。

「相沢直希、勝手に人のスマホ見るとか、失礼すぎない?」

「見せないってことは、嘘ついてるって証拠だろ」

直希は彼女の頬をつまんで軽く引っ張り、鼻で笑う。

「距離さえ保ってくれればいい。他は知...

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