第360章 数人の大馬鹿な誘拐犯!

「誰を待っているの?」佐藤佑奈は低い声で尋ねた。

「専門に人をミャンマーへ送る奴らさ。この子供たちを遠くへやりたいって言ってたよな?ミャンマーへ送れば、一生戻ってこれないから安心だろ」男はニヤリと笑った。

縛られている子供たちは、その言葉を聞いて眉をひそめた。まさか、臓器を抜かれるような場所へ売ろうとしているのか?

昨晩気を失わされ、今朝目を覚ましてようやく、この古くて汚いアパートの一室にいることに気づいた。パパとママはこんなボロい場所を見つけられるだろうか。

佐藤佑奈は眉を上げた。てっきりどこかの僻地へ送るだけだと思っていたが、まさかミャンマーとは……。

「待つのはやめて。もう誰...

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